【ゼロから始める教育資金準備】30代子育て夫婦が選ぶ最適解は「現金+NISA運用」
お子さまが生まれ、「そろそろ大学資金も考えないと…」と思い始めた30代のご夫婦へ。
貯金ゼロの状態からでも、戦略的に備えれば未来は安心です。
■ 教育費はどれくらいかかるの?
一般的に大学の学費は次の通りです:
種別 | 総額目安(4年間) |
---|---|
国公立 | 約250〜300万円 |
私立(文系) | 約400〜500万円 |
私立(理系) | 約500〜700万円 |
さらに、仕送り・生活費・交通費なども考えるとトータル600万円以上になるケースも。
だからこそ、今からの準備が肝心です。
■ 主要な方法を比較してみた
以下は、実際の想定利率や18年間の運用結果を基にした比較表です(元本は子供手当の246万円で試算しました):
項目 | 金利・リターン例 | 18年後の試算額 | 評価 |
---|---|---|---|
普通預金 | 0.28%(楽天銀行マネーブリッジ) | 約253万円 | △ インフレ率以下になる可能性あり |
定期預金 | 1.0%(条件付き) | 約273万円 | △ 少し金利は高いが、インフレ率以下になる可能性あり |
学資保険 | 0.89%(返戻率121.8%) | 約270万円 | × インフレ負け+資金拘束あり |
NISAで全世界株 | 年率5%(想定) Google geminiより、 | 約428万円 | ○ インフレ対策&高利回り。株式市場の不況タイミングと、資産の取り崩しタイミングが重なると一気に危うくなる |
現金+NISA併用 | 前半は現金・後半は全世界株で運用 | 上記の普通預金と、NISAで全世界株との中間値を想定 | ◎ ベストバランス |
※利率・運用結果は推定値です。投資は元本保証がないためご注意ください。
■ なぜ「現金+NISA全世界株運用」がベストなのか?
① 生活の安定を守る「現金クッション」
- 最初の数年は急な出費が多いため、現金で備える。
- 生活防衛資金(60万〜100万円)をまず確保。
② NISAで「長期・積立・分散」の王道投資
- 全世界株インデックス(例:eMAXIS Slim オールカントリー)を活用。
- 15〜18年あれば複利の力で資産は2倍近くに増える可能性。
③ 柔軟性が高い
- 子どもが進学しない場合も使い道を自由に決められる。
- 学資保険のような資金拘束がない。
■ まとめ:ゼロからでも、安心して始められる!
ステップ | やること |
---|---|
ステップ1 | 生活防衛資金を現金で確保(3〜6ヶ月分) |
ステップ2 | NISA口座開設(新NISA or つみたてNISA) |
ステップ3 | 月1〜3万円でもOK、全世界株で積立投資開始 |
ステップ4 | 高校〜大学入学時に向けて運用を少しずつ現金化 |
■ 最後に
「ゼロから教育資金を貯めるなんて無理かも…」と思っていた私たちも、
この方法で少しずつ将来の安心を手に入れ始めています。
現金で守り、NISAで育てる。
これが、30代子育て夫婦にとって最適な資金準備の形ではないでしょうか。
最後まで見ていただいて、どうもありがとうございました!
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